関西電力の筆頭株主の大阪市の橋下徹市長も大筋で了承したというので、考えてみた。
戦略会議は原発稼働の条件として、「可及的速やかに全原発を廃止する」ことと「絶対的な安全制の確保」を定款に明記することを求めるという。
どうみても、これは無理だ。
原発事故があったばかりのこの時期に、電力会社が「ゼッタイにダイジョウブです」と言って誰が信じるのか。
そのくせ、戦略会議が福井県の大飯原発の再稼働にあたって関西電力に求める条件には、「絶対的な安全制の確保」は入れていない。
とりあえず再稼働のときはいいけど、将来的には「絶対的な安全制」を約束してね、ということか。
いずれにしても、「絶対的な安全制」なんて絶対的に信用できない。
では、なぜこのような要求を関西電力にするのか。
衆院選があるからだ。
株主総会での提案は、言いっぱなしだから責任がない。
受け入れられなかったら、「関西電力は市民感覚とずれている」とか言えばいい。
受け入れたとしても、その責任を果たすのは関西電力だ。大阪市ではない。
言いたい放題なのだ。
「脱原発」の旗印を鮮明にでき、しかも責任は伴わない。
選挙前にこれほどありがたい争点はない。
政権与党の民主党は責任があるから、そうはいかない。
福井県の大飯原発の再稼働については、本音では再稼働したいのだが、世論の空気にびびって決断できない。
橋下君はここでも攻勢に出て、原発から100キロ圏内の自治体との安全協定の締結を再稼働の受け入れ条件にしようとしている。大阪市とも締結しろということだ。
関西電力が協定を締結するようなことになれば、きっと橋下君は無理な要求を突きつけてくる。
要求を断れば、「関西電力は市民感覚とずれている」と言うに決まっている。
民主党政権が再稼働を決断すれば、総選挙に向けて橋下君の「脱原発」の旗印は鮮明になる。
民主党政権は、再稼働が必要な理由を毅然と国民に説明すればよかった。
「橋下市長は無責任だ。我々は責任ある政権与党として再稼働を決断した。もちろん不安がないとは思わない。1年をめどに結論を出す。まずは電力の安定供給で経済を安定させるというのが我々の義務だ」とかいって。
逆に、再稼働したくないというなら、きっぱりと「福島の原因究明ができるまで、再稼働はしません!」と宣言すればよかった。
でも、政権内でもたもたしているうちに、橋下君にどんどん攻め込まれてしまった。
橋下君のメンタリティーからして、「脱原発」というのはあんまり気乗りしない政策のはずだ。
彼のマッチョ思想や保守的な考え方からして、外国の化石燃料をあてにしないで発電できる原子力は大事にしたいエネルギーと思っているに違いない。
でも、選挙前の無責任なときには、何を言っても許される。
民主党だって政権を獲りに行ったときは、消費税を上げないとか、無駄を省いて財政再建するとか、言いたい放題だった。そうした選挙戦術をとったのは、橋下君が尊敬する小沢一郎元代表だ。
橋下君も政権を獲ったら、一転して、「よく勉強してみたら、当面は原子力は必要だということがわかった」とか言うような気がする。そうした「手のひら返し」はこれまで何度もやっている。
大阪府知事選に立候補したときだって、「2万%出ない」と言っていたのだから。
株主総会での提案は、言いっぱなしだから責任がない。
受け入れられなかったら、「関西電力は市民感覚とずれている」とか言えばいい。
受け入れたとしても、その責任を果たすのは関西電力だ。大阪市ではない。
言いたい放題なのだ。
「脱原発」の旗印を鮮明にでき、しかも責任は伴わない。
選挙前にこれほどありがたい争点はない。
政権与党の民主党は責任があるから、そうはいかない。
福井県の大飯原発の再稼働については、本音では再稼働したいのだが、世論の空気にびびって決断できない。
橋下君はここでも攻勢に出て、原発から100キロ圏内の自治体との安全協定の締結を再稼働の受け入れ条件にしようとしている。大阪市とも締結しろということだ。
関西電力が協定を締結するようなことになれば、きっと橋下君は無理な要求を突きつけてくる。
要求を断れば、「関西電力は市民感覚とずれている」と言うに決まっている。
民主党政権が再稼働を決断すれば、総選挙に向けて橋下君の「脱原発」の旗印は鮮明になる。
民主党政権は、再稼働が必要な理由を毅然と国民に説明すればよかった。
「橋下市長は無責任だ。我々は責任ある政権与党として再稼働を決断した。もちろん不安がないとは思わない。1年をめどに結論を出す。まずは電力の安定供給で経済を安定させるというのが我々の義務だ」とかいって。
逆に、再稼働したくないというなら、きっぱりと「福島の原因究明ができるまで、再稼働はしません!」と宣言すればよかった。
でも、政権内でもたもたしているうちに、橋下君にどんどん攻め込まれてしまった。
橋下君のメンタリティーからして、「脱原発」というのはあんまり気乗りしない政策のはずだ。
彼のマッチョ思想や保守的な考え方からして、外国の化石燃料をあてにしないで発電できる原子力は大事にしたいエネルギーと思っているに違いない。
でも、選挙前の無責任なときには、何を言っても許される。
民主党だって政権を獲りに行ったときは、消費税を上げないとか、無駄を省いて財政再建するとか、言いたい放題だった。そうした選挙戦術をとったのは、橋下君が尊敬する小沢一郎元代表だ。
橋下君も政権を獲ったら、一転して、「よく勉強してみたら、当面は原子力は必要だということがわかった」とか言うような気がする。そうした「手のひら返し」はこれまで何度もやっている。
大阪府知事選に立候補したときだって、「2万%出ない」と言っていたのだから。
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