ついに橋下君の女性スキャンダルが明らかになった。
週刊文春の記事は、いままでのどんな批判記事より、橋下君にダメージを与えたはずだ。
テレビのレポーターが「いまの橋下市長は何点ですか」とふざけた質問をしたのに、
「家庭内のことですから」
と真顔で答えざるをえなかった。
いままで「新地のおねえちゃん」とか、「たたけばほこりが出る」とか、政治家になる前の行状について明け透けに話すことはあった。
ふつうの政治家からすれば、こんな発言でも眉をひそめられるが、橋下君の場合は「それくらいのこと、当たり前でしょ」と開き直って、かえって親近感を抱かせていた。
でも、下半身の話題はいただけない。
今後、どんなに勇ましい発言をしても、
「スッチーのコスプレ、してたんでしょ」
「パンツ、かぶりたかったんですよね」
「生が好きだったから、子どもがたくさんできたんですか」
という目で見られてしまう。
これは致命的だ。
どうするんだろ。
政治家の影響力は、理屈ではない。
同じ政策でも、「この人に言われても従わないが、この人に言われたら従う」
というような空気感が左右する。
橋下君はその空気感をつかむのがとてもうまかった。
「ふわっとした民意」をつかむことに神経を研ぎ澄まし、
時宜を得た発言をすることで有権者の喝采を浴び、その存在感を高めてきた。
発言に求心力があるからこそ、既存政党がその言動に右往左往し、橋下君の政治力を高めた。
これが「橋下バブル」の構造だ。
野田政権はここぞとばかり解散・総選挙に打って出るかもしれない。
労組も反転攻勢の絶好の機会だ。
悪のりしすぎると「橋下さんがかわいそう」という声も大きくなるかもしれないが、
いまの橋下君は攻めに出にくい。
いや、攻めの発言をしてみても、いままで通りの取り上げ方はされにくい。
大手新聞はさほど変わらないかもしれないが、週刊誌や夕刊紙は容赦しないだろう。
ホント、どうするんだろう。
クリントン大統領みたいに家族が出てきて仲の良いところをアピールするのか。
それとも、路上キスシーンを週刊誌に撮られた原発担当大臣にでも知恵を借りるのか。
いっそ丸坊主になるのが、一番わかりやすいかもしれない。
「おかんに叱られまして」とかいって。
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